21.12.16

フランスラングで学んだ3ヶ月間


語学学校が終わりました。

ワーホリビザを取る時、申請書に通学予定の学校名を書く欄があり、
そこに、とある学校の名前を書いていたのですが、
申請時に、
「この学校名が書かれているとビザが出せないから、別の学校を探して申請書を書きなおすように。そして学校から入学許可証を入手して一緒に提出するように」
言われました。

最初に書いてた学校は一度不法滞在補助?か何かの捜査が入ったことがあるみたいで、
こちらで知り合った私の友達は、その学校名を申請書に書いていたため、
昨年ビザが下りなかった、と言ってました。


そんな中、急いで探して見つけたのが、フランスラングでした。
大使館の方に、フランス政府認定校から探すように言われたので、
認定校で、値段が高くなく、そしてすぐに入学許可証を送ってもらえそうで、日本人のスタッフの方がいてレスポンスが早かったのが決め手でした。


フランスラングには、3か月の集中コースがあって、夕方4時20分〜7時半までと、その前に3コマ、アトリエという授業が取れます。
最初は語学学校は1か月くらいでいいか・・・と思ってたのですが、
集中コースの方が、値段がお得になるのと、初心者なので、しっかり勉強した方がいいと思って集中コースにしたのですが、それで正解だったと思います。


まず、授業が始まるまでの流れですが、
授業開始の1週間くらい前に、WEBでテストを受けるように指示がありました。
文法の選択問題と、簡単な文章を書く問題でした。


次に、授業が始まる日のお昼に来るように指示があり、初日だから説明でもあるのかな?と思いきや、
オーラルのテストでした。
簡単な自己紹介をして、クラスが決められました。
アトリエは、文法、オーラル、発音など5つのクラスがあって、
その内3つを取れるのですが、
オーラルテストの後に希望順を聞かれて、3つが決まったので、
必ずしも希望通りのクラスが取れるとは限りません。
でも、受けた後に、自分に合わないと感じたら、変えることはできます。


オーラルのテストが終わったら、授業が始まるまで好きにしてて!
と街に放り出されました。
ちなみにオーラルのテストを受けなくてよかった人もいるみたいでした。


さて、そんなこんなで授業が始まりました。
クラスは18人くらい。
アジア人と、そうじゃない人が半々くらいでした。
日本人も私以外に3人いました。

もちろん授業は全部フランス語だし、このコースの前からこの学校で勉強してる人もいて、
そういう人は授業の進め方とかにも慣れてるので、
最初は授業についていけなくてかなり辛かったです。

それからやっぱり、英語やラテン系の語を母国語とする人は、
かなりしゃべれます。
単語を知らなくても、自分の母国語から推察できるみたいで、語彙力もかなり豊富でした。
だからすごく圧倒されました。

先生については、

集中コース
J先生○女性
教え方がすごく上手で、慣れてる感じの先生。
とてもいい先生にあたったと思います!

C先生○女性
J先生の代理で来た先生で1週間習いました。
新しい先生だったらしいんだけど、あんまり好きじゃなかったです。
話すスピードは早いし。
でも、毎日単語テストがあったので、必然的に苦手な単語の勉強を率先してしたので、
それは良かったのかも。

A先生○男性
J先生の代理で1日だけ習いました。
とっても優しくて柔らかい先生だったけど、個人的にはちょっと物足りなかったです。

アトリエ
F先生○男性
発音のクラス。
先生はまあいいのですが、クラスの勉強内容は期待からするとイマイチでした。
「発音」だから、
発音記号の発音の違いとかをやるのかと思ってたんです。
でも、フランス語の流れとか、発音時の文字の脱落とかが主な内容でした。

F先生○女性
オーラルのクラス。
この先生、大っ嫌いでした。
この人は喋れるラテン系の子が好きで、喋れないアジア人が嫌いです。
(クラスメイトの日本人も韓国人もみんな同じこと言ってたから、本当にあからさまだったと思う)
オーラルのクラスだからいっぱい喋ってね、と最初に言ったくせに、
話すのに時間がかかったら、すぐに切られて、喋れるラテン系の子に話させてました。
先生が嫌すぎて、途中でクラスを変えました。

E先生○女性
エグザム(DALFとかの試験向け)のクラス。
大好きな先生と大好きなクラスでした。
このクラスはあんまり人気がないのか少人数で、ちゃんと全員が理解してるかゆっくり進めてくれました。
説明も丁寧だったし、
リスニング、オーラル、リーディング、ライティングを満遍なくやってくれました。
アトリエ3つともこのクラスがいいって思ったくらい。

文法のクラスも取ったのですが、
先生が病気か何かで長期休養したらしく、毎週替わりで先生がコロコロ変わりました。
先生によって進め方に差があり、授業自体は良かったけど、なんか微妙な感じでした・・・


クラスメイトとは、基本的にフランス語で話してました。
もちろん英語圏の人じゃなくても英語を喋れる子も多いので、英語を話せたら人の輪は広がると思います。

日本人の子もいたけど、全員と仲良くしたわけじゃないです。
気が合わなかったので。
最初は、仲良くしなきゃって思って、できなくて、追い詰められてたけど、
別に日本人だからって仲良くする必要ないと思います。(って悩んでたあの頃の自分に言ってあげたい!)
せっかくフランスにいるんだから、国籍関係なく、気があう人と仲良くなれば。
もちろん日本人と仲良くなったら、授業で分からないことがあった時に日本語で説明してもらえるので楽ですけどね・・・


語学学校だけじゃなく、今はSNSもあるので、日本人の友達が欲しかったらそこで見つければいいと思います。
私もインスタで友達が何人かできました^^


最後にフランスラングですが、私はあんまりお勧めしないです。笑
だってすごく高いですもん!
高いだけの満足感があったかと言われたら、うーん・・・
先生によってかなり差があります。
テキスト自体は市販のものを使ってて、多分achette社のテキストが多かったような気がします。

学校のトイレが半分くらい壊れてて、男性用のトイレを使ったり、
電球が数週間交換されなくて、ホワイトボードが超みづらかったり、
窓枠みたいなのが壊れて1か月くらい放置されたり、ということもありました。

学校近くにあったノートルダム寺院。

学校近くにあった本屋さん。


この後は、ちょっと時間を空けてまた別の語学学校に通うか、
プライベートレッスンを受けるかするつもりです。


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