21.2.17

南仏旅行記〜Arlesでゴッホの足跡をたどる

前回の更新からあっという間に1ヶ月以上・・・
先月はバイトバイトバイトで忙しくしてました。

そして今月はバカンスがあったので、1週間かけて南仏を旅行してきました。

Lyon駅から、Avignonを経由してArlesへ。4時間ほどの電車の旅。
ArlesはTGVは通っていないので、いわゆる普通列車へ乗り換えて向かうことになります。
sncfのArles駅から旧市街は、徒歩で10分ほど。

旧市街へ向かう途中のロータリーには、ゴッホがアルルで暮らした「黄色い家」の跡地もあります。(実際の建物は焼失しているので、今は新しい建物になっています)
なーーんとなく、周りの雰囲気に、ゴッホが絵を描いた面影があるような・・・
今回の南仏旅行のテーマは、「絵画をめぐる旅」。
印象派の画家など、晩年は南仏へ移り住んだ画家は多く、そういった画家の足跡をめぐるのが、今回の旅の楽しみです。

アルル、といえば、もちろんゴッホ。
ゴッホは、アルルで画家のユートピアを作ろうとし、ゴーギャンを呼び寄せ、結局耳切事件を起こし、精神病院へと入院します。

アルルは、城壁で囲まれた旧市街を中心とした小さな町。古代遺跡もたくさん残っていました。


貝がらマークを発見!アルルは、巡礼の道の通過点でもありました。貝がらがそのしるし。
ところどころにこういった立て看板が立っていて、ゴッホの描いた絵の雰囲気をなんとなく味わえます。
旧市街の南端にあるJardin d'eteも、ゴッホの作品に描かれています。南仏とはいえ、まだ夏には程遠い感じ・・・
公園内にあったゴッホのデスマスク。左耳がない・・・
有名なカフェもこの通り、閑散としていてもの悲しい感じ・・・

ゴッホ巡りとして外せないところにも行ってきました。


耳切事件を起こした後にゴッホが収容されていた病院。
今は、多目的センターのようになっているらしいけど、この中庭は自由に見学できます。
ゴッホが描いた中庭の様子は、絵の通りに植物などが植えられています。
とはいえ、特徴的な黄色の柱や庭の様子はそのまんま!!
まだシーズンには早く、日曜日ということもあって街は少し閑散としていたけど、
とても穏やかな時間が流れていて、すごくのんびりできました。
(でも、シーズンオフの一人観光客が珍しかったのか、何回か男の人から嫌な声のかけ方されてちょっと怖かった。。。)

街は暖かい太陽の光に溢れていて、寒いパリから来たから余計に太陽がありがたく感じました。


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