26.7.16

ビザ申請~申請から取得まで編

いよいよビザ申請です。


ある程度、書類の準備の目処がたったら、ビザ申請の予約をします。

予約はここでするのですが、
申請は、平日の午前、広尾にあるフランス大使館、でのみ可能です。
さらに、希望の時間は予約で埋まってることもあるので、
渡仏日や、書類の有効期限など注意しながら、ビザ申請の予約を取らないといけません。


私は9月上旬に渡仏希望だったので、7月上旬にビザの申請に行きました。

飛行機の遅れが怖いので前日に東京に行き、当日の朝、大使館に向かいました。


広尾駅構内の案内板。大使館が集まるエリアです。



9時半の予約で、9時前に大使館に着いたら、学生ビザの申請っぽい集団がいて、急に緊張感が高まってきました。

暑くて外で待っていられず、9時10分くらいに「早いかな~」と思いながら入ったら、ちゃんと入れてくれました。

入り口には小部屋みたいなのがあって、警備の方がドアを開け閉めしてくれます。
小部屋には一組ずつしか入れません。(前の人についてフラ~と一緒に入ったら怒られた)

ここで予約のPDFを見せ、荷物チェックなどを受け、やっと入館できます。


すぐに大きな待合室があって、すでに10人くらいが待ってました。
奥に3つのブースがあって、そこで申請するみたいです。

待ってたら、名前を呼ばれたので、申請書類を提出。


と、ここでハプニングが発生!

ビザ申請書に「受け入れ先」として、勤務先や学校名を書く欄があるのですが、
そこに記入していた学校名について、「この学校の名前が書いてあると、ビザが出せないんですよ」と!!

「ビザ申請書に政府公認の学校を記入し直して、その学校の仮登録証と一緒に再提出するよう」指示を受けました。

郵送でいいし、まだ渡仏日まで時間があるから大丈夫ですよ~と言われましたが、
政府公認の学校?仮登録証ってどれくらいでもらえるの??渡仏日に間に合う???と頭が真っ白に。

その後ビザに使用する写真を撮って、指紋を採取されたのですが、
指紋がなかなか反応してくれなくて、10回くらい採りなおしました・・・

申請が終わったあと、近隣の大使館をめぐって帰ろうと、グーグルマップにいっぱい☆つけてたのですが、とてもそんな気になれず、肝心のフランス大使館の写真も撮らないまま、
大使館をあとにしました。



帰宅後に、学校を調べてすぐに申し込みして、仮登録証が届くのを待ちました。
仮登録証が届くまで10日くらいかかったのですが、長い10日でした。

大使館に書類を再提出してからは、毎日ビザの進捗情報をチェック
ずっと

The information entered does not relate to any application being processed. Please check it.

という表示だったのですが、4日後に、いきなり表示が変わってる!


朝10時くらいには変わってたので、実質3日で審査がすんだのでしょうか。

その日の夕方には発送されたことがわかりました。


ビザを確認するまでは、申請がおりたのか却下されたのかわかりません。
ドキドキしながら、到着を待ちました。


そして、発送された次の日には、無事、ビザの貼られたパスポートが戻ってきました。



無事にビザが取れて本当にホッとしました。
これで、フランスに行ける!!

ビザ申請~書類準備編

無事にビザが取得できたので、まずはビザ申請について書いてみようと思います。

私は地方在住なので、ワーホリ協会?や留学会社が行うセミナーなどには行けなかったし、
お金がもったいなかったのと、自分でチャレンジしてみたかったので、
ネットを参考にしながら、なんとか自力で準備・申請しました。


まず、フランスのワーホリビザについては、在日フランス大使館のページに記載があります。

確か去年の秋くらいに、2016年度のワーホリビザ申請受付開始してたような気がするのですが、
情報が「2015年度」のままなかなかアップデートされず、
3月くらいにやっと、「2016年度」にアップデートされてました。
2015年度と変更はなかったようですが、内容が変更になる年もあるようなので、ビザ申請される前に最新版の情報か確認することをオススメします。


ビザ申請に必要な書類は、量がとにかく多い上に、
「申請の1ヶ月以内に発行されたもの」などのしばりがある書類もあるので、
スケジュールを確認しながら準備するのが大事です。


1.申請書類チェックリスト
原本とコピーを用意しなければいけない書類もあります。
申請窓口で両方チェックしたあと、原本は返却してくれます。

2.長期ビザ申請書 1

証明写真 1 枚  (正面、無帽、背景は白、35×45mm、 スキャンした写真は不可 )
背景は「白」です。
私は近くの証明写真ボックスの背景がことごとく青とか灰色で・・・白い背景のボックスを探すのに苦労しました。
富士フィルムのボックスは、背景が白色だそうです。

3.パスポート

4.申請動機作文1部
日本語で記入しました。
申請動機作文が申請書類の中で一番大事だそうで、かつ、書くのも大変だと思います。
なにせ、A4用紙1枚に手書き・・・
ワーキングかつホリデーを満喫したい、という内容のことを書かなければアウトになる、という噂です。(例えば「フランス語をがっつり勉強したい!」だったら、学生ビザ取ってね~ということになるらしい)
また、フランスは増加する移民が問題になっていることもあり、ワーホリ終了後もなんとかフランスにとどまりたい!という内容のことを書くのもNGだそうです。

私は、

・フランスに興味を持ったきっかけ
・滞在中にやりたいこと
(フランスの各地を、ゆっくり旅してまわりたい。フランスのさまざまなイベントに参加したい。フランス語の勉強をしたい。学校や職場でフランス人の友人を作りたい。)
・ワーホリの経験を今後にどうやって生かすのか
(帰国後に、日本の観光業に従事したい。フランスでの旅行や、フランス人の友人から学ぶことを生かしたい)

みたいな感じで書きました。


5.滞在中の計画 書 および 履歴書
大使館のページにある記入例を見ながら、フランス語で作成しました。

6.申請者 名義の日本もしくはフランスの銀行 の 残高証明書
住信SBIネット銀行で発行しました。
残高証明は、発行に手数料がかかる銀行が多いのですが、
ここだと、自分でPDFをダウンロードする分には、無料でできるんです。
しかも、PDF版を「銀行発行の正規の書類」として取扱い可能だそう。
日本語の残高証明でも大丈夫でした。

7.ワーキングホリデービザ 宣誓書

8.健康診断書
病院に何件か電話して、一番安いところでお願いしました。
項目などに指定がないので、最低限の健康診断をお願いして、確か2500円くらい。
日本語で書かれていますが、大丈夫でした。
ちなみにこちらの診断書は、「特記事項なし」などではなく、「健康」などと書いてもらうほうがいいそうです。

9.海外旅行保険加入証明書英文 もしくは 仏文 ) 
私はたびほというサイトで、自分でアレンジできる保険に加入しました。
1年間で15万円くらいなので、一見高く感じますが、月換算だと1.5万円くらいだし、
今の健康保険でもそれくらいは払ってるので、必要経費だと思ってます。
外国の保険会社で、年間で10万円を切るプランがある会社もあったのですが、
保険を使うときに日本語でのやりとりができない、とあったので、
日本の会社でお願いしました。
ネットで申し込んで1週間くらいで保険契約証が届きました。


※レターパック510
パスポートを引き取るには、
・自分で大使館に行く
・委任状を持った別の人に取りに行ってもらう
・郵送してもらう(レターパックか、600円分の切手を貼った封筒を準備)
のいずれかの方法になります。
私はレターパックにしました。
番号を控えておいたので、追跡できて便利でした。